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2024年10月9日水曜日

録音してみます

あまり勉強の意欲が湧かない中1のAさんに、

せめて毎日教科書を音読してみてはどうかと提案してみたところ、

教科書を音読して、それを録音してみたいという答えが返ってきました。

実は、Aさんのお姉さんも教科書を音読してICレコーダーに録音し、

私が後ほどチェックするということをやっていたのです。

教科書は学校に「置き勉」しているので、私が貸し出すことにしました。

長続きすればいいですが。






2024年9月23日月曜日

置き勉

中学生の保護者の方に、「試験が近いのに家ではさっぱり勉強しない。どうしたらいいか。」

と相談を受けました。

試験まで間がないので、学校で配られているワークをやるよう提案したところ、

「やるにはやっているが、ただ答えを見て〇×を付け、正解を書き込んでいるだけなので、

さっぱり身に付いていない。」とのことです。

確かに、そういったやり方では効果が薄いでしょう。

わからないところや間違ったところは教科書を見直しさせるように、とアドバイスしましたが、

今や「置き勉」で、そもそも教科書は持って帰らない生徒が多いようです。

これでは満足に家庭学習などできないでしょう。

将来的には、タブレットにすべての教科書を取り込むことになっているようですが、

差しあたって、もう1冊ずつ教科書を用意するしかないのではないでしょうか。

5教科で3,500円ぐらいしますし、ネットで注文すれば送料もかかりますが、

参考書や問題集をあれこれ買うよりは安上がりでしょう。

ほとんどの「中学生の勉強法」には、「教科書の音読が大事」と書いてあります。






2024年6月24日月曜日

社会の教科書

テストを控えた3年生のAさんに、社会の勉強方法を尋ねられました。

ワークを何回も繰り返すというのはよくありますが、

いきなりワークに取り組んでも知らないことばかりで、やる気がなくなるでしょう。

まずは、教科書を通読することを勧めました。眠くなるようなら音読で。

私も改めて中学校の歴史の教科書を読んでみました。

全国水平社の集会で演説をしている「山田少年」の写真、印象に残ったので、

ネットでちょっと調べてみました。

教科書を読んでいるとこういった「寄り道」ができます。











2024年6月14日金曜日

早速役立ちました

先日、体験授業を受けた中3のAさん、

直後に学校で行われた苦手な数学の小テストで満点を取り、正式に入塾することなりました。

だいぶ気を良くしたらしく、やる気満々です。

これは数学だからありうることです。

他の教科、特に英語や国語ではなかなかこうはいきません。

もちろん、単語や漢字のテストなら別ですが。


今週、中総体で、それが終われば今年度初めての定期試験となります。

試験範囲が広いだけに生徒は準備が大変です。











2024年6月2日日曜日

単語のつづり3

猪口さんの覚え方はすごいですが、

https://abejuku.blogspot.com/2008/09/blog-post_14.html

もっと楽に覚えられる方法はないものかと思い、ネットで探していたら、

下のようなサイトが出てきました。

https://sawaruglyph.com/memory/

最初は目の不自由な人のための教材かなと思いましたが、

そうでない人にも覚えやすくなるという効果があるのだそうです。

試してみたくなりましたが、高価な教材なので二の足を踏んでいます。

触覚に訴えるということであれば、アルファベットのおもちゃなどで代用できるかもしれません。

ついでに、漢字の書き方の習得にも応用できないでしょうか。

ただ、書いてあるものを読んだり、書き写したりするより、

手で触った方が英単語にしても漢字にしても、親しみが湧くでしょう。







2024年5月20日月曜日

単語のつづり 2

中学1年のA君には、スマホにDuolingoのアプリを入れてもらっていますが、

一人で家でやることはまずありません。

やりたい気持ちは大いにあるのですが、初心者向けのコースであっても、

単語のつづりを打ち込まなければならない問題があるからです。

私が学んでる中国語コースにはそのような問題はなく、

英語の方はこの点、ハードルが高すぎるようです。


学校の英語の試験でも、単語のつづりを書かせる問題が出るとできが悪くなります。

最初のうちは極力こういった問題は出題しないか、フォニックスを教えて、

その原則に従っている単語だけ書かせるようにするとかできないものでしょうか。











2024年5月4日土曜日

宿題の代行

先日の読売新聞によると、

東京のある私立中学校の先生が1年生に英語で日記を書く宿題を出したところ、

ミスのない「素晴らしい英文」の日記が何人もの生徒から提出されました。

先生は生成AIの使用を確信し、「無料の宿題代行業者が現れたようなものだ」

と感想を漏らしたそうです。

生徒の生成AIの使用ではなく、むしろ先生の感想に興味を惹かれました。

きっと、宿題代行業者の手が入ったと思われるものに接したことが何度かあるのでしょう。


読書感想文や作文の代行の場合、出来栄えの程度も指定でき、

お金を積めば、コンクールで入賞できるレベルのものも書いてもらえる、

という話を聞いたことがあります。

小中学生が夏休みの宿題が終わらず、お父さんに代わりにやってもらうという話は、

マンガの中でよく登場してきたように思いますし、

実際、私の甥も父親に読書感想文を書いてもらったことがありましたが、時代は変わりました。

生成AIの登場で、確かに宿題代行業者の仕事は減るかもしれません。







2024年4月12日金曜日

4月7日は何の日?

今月から中学生となったA君に、「4月7日は何の日か知っていますか?」と尋ねられました。

「A君の誕生日?」

答えは、「戦艦大和が沈んだ日」とのことです。

ここから大和など軍艦に関するA君の蘊蓄の披露が始まりました。

きっかけは聞き忘れましたが、軍艦が大好きで、

広島の呉や横須賀などにも行ったことがあるそうです。

船の寸法から砲弾の大きさまで、実にいろいろと調べあげています。

こういった趣味があると、学校の勉強にも好影響があることが多いものです。

三国志か何かのゲームをきっかけに歴史が好きになり、

歴史だけでなく地理や公民まで得意になった中学生もいました。


軍艦の話題と言えば、英語ニュースを聞いていたら、

日本の何とか言うDestroyerのことが話題になっていました。

Destroyerとは往年の覆面レスラーではなく、駆逐艦のことだそうです。










2024年4月5日金曜日

最近の宮古高校受験生

中学生の数学と英語を専門に指導している同業の方が話していました。

最近は、一昔前なら考えられないような低い点数で宮古高校を受験しようとする生徒がいると。

この先生、かつては少々数学が不得意な生徒でも、

短期間のうちに大幅に点数を上昇させてきた方ですが、

そのような方でも手を焼くような生徒が増えているということでしょう。

合格しても高校に入ってから苦労するから、

志望校を変更するよう何度も忠告しても聞き入れないのだそうです。

入ってしまえば何とかなるだろうと思っているようです。

高校での授業の具体的な内容までは中学生には想像がつかないでしょうから、

無理もありません。


昔、宮古高校の数学の先生が、

「中学3年間の授業内容は、高校では1か月で終わらせられる分量だ」

というようなことを言っていたそうです。

さすがにこれは大げさかもしれませんが、高校数学が手ごわいことは事実です。

他にも、急に難しくなる科目がいくつかあります。

入試の点数が低かった生徒は、よほどの覚悟が必要でしょう。

















2024年3月12日火曜日

高校数学の予習

合格発表まではまだ間がありますが、3年生のAさんと数学の予習を始めました。

教科書の最初の方は、中学3年の復習がかなりの部分を占めており、

違和感なく高校数学に入っていけるようです。

出版社が違うために若干の相違点はありますが。

最初のちょっとした山は、たすき掛けによる因数分解でしょうか。

高校の授業のペースは速いので、できるだけ貯金を作っておきたいところです。








2024年3月11日月曜日

明るい兆し

高校入試の日に行われた実力テストの数学の問題を中2のAさんが持ってきました。

前回からは10点ほど上がったということです。

これまでなかなか点数が上向いてきませんでした。

お母さんの話だと、本人は小学校からずっと算数・数学に苦手意識があり、

試験中緊張してしまって、普段ならできる問題も落とすことがあったそうです。

今回、やっと明るい兆しが見えてきたようです。


問題と答案を見直してみると、一番最初の方にある計算問題等の出来が悪いにも関わらず、

後半の証明問題など、苦手とする生徒が多いところがよくできています。

計算問題の方は、私のところに通うようになる前に習った分野だったので、

点数を落としたのでしょう。

春休みを利用して、こういったところも補っていけたらと思います。












2024年2月22日木曜日

2024年公立高校志願倍率

公立高校の最終的な倍率が発表になりました。

宮古高校は例年通り定員割れ。

宮古商工は去年とは打って変わって情報が大きく定員割れです。

唯一、総合は定員をオーバーしていますが、不合格者も他の学科に回されることでしょうから、

今年は各高校とも全員合格となるのではないでしょうか。






2024年1月27日土曜日

授業参観2

中学生のお子さんの数学の体験授業をお母さんに見ていただきました。

「学生時代、勉強は得意ではなかった」とお母さんは謙遜しておられましたが、

娘さんの勉強内容に大いに興味を持たれたようで、いろいろとコメントを頂きました。

その後、お子さんの数学の問題にチャレンジしたりしているそうです。

今後もご希望の方がいらっしゃれば、授業参観をおこないたいと思います。










2023年12月5日火曜日

正負の数の難所

中学生になって数学で最初に勉強するのが「正負の数」、その中でも足し算と引き算です。

本当に基礎中の基礎ですが、高校入試でも時々出題されます。

ところが3年生のこの時期になっても、このあたりの問題を間違えてしまう生徒がいます。

どうやら、カッコ付きの加減なら大丈夫なものの、一部だけカッコが残っていたり、

完全にカッコがなくなった問題で躓くようです。

確かに、このカッコのない計算への移行は、本当はそれほど簡単ではないのかもしれません。

教科書の説明をよく読んで、そのメカニズムを習得することが必要でしょう。
















2023年4月3日月曜日

2023年宮古高校合格最低点など

今年の入試では、宮古高校の受験者は全員合格しました。

一番低い点数は何点だったのでしょう。200点ちょっとで入ったという話は聞きました。

志願者数が定員を大きく割り込んでいますから、

高校側としてはよほど悪い点数でなければ不合格者は出しにくいのでしょう。

一方、高倍率となった宮古商工の情報ビジネス科は、当然ながら不合格者が出ました。

「調査書」の点数にもよるのでしょうが、250点近く取っても、

情報ビジネス科から流通ビジネス科の方に回された生徒もいたそうです。

今年は、明らかに宮古商工の情報ビジネス科の方が宮高より入りにくかったと言えるでしょう。

















2022年4月20日水曜日

2022年宮古高校合格最低点?

宮古高校では、受験者全員が合格となったようです。

ある1年生に聞いたところ、全教科40点以下で合格した友人がいるそうです。

この友人は、中学の実力テストでも毎回同じような点数を取っていて、

入試で特に失敗したというわけではないそうです。

果たして、もっと低い点数の生徒がいたのでしょうか。






2022年3月24日木曜日

高校進学準備

盛岡の高校へ進学が決まった、Aさんへの特別指導が終わりました。

数学の教科書の先取り学習が春休みの課題とされていたので、

急遽、指導を行なうことになったのです。

予定の6時間の指導で、ちょうど指定範囲を終えることができ、自己満足に浸っています。

もちろん、Aさんも毎日自宅でがんばってきたからのことですが。

4月からは親御さんの元を離れ、慣れない環境で忙しい毎日を送ることになりますが、

持ち前のがんばりで、きっと元気に過ごしてくれることでしょう。








2022年3月12日土曜日

入試が終わって

今年の高校入試では、国語と英語で点数を落としたという話をちらほら耳にします。

そのためばかりではないでしょうが、宮古高校受験者の中にもかなり点数が低かった人がいるとか。

そういう場合、やはり内申点が大きな意味を持ってきます。

できるだけ早い段階で、内申点のことを意識して、

普段の定期試験にきちんと対処しておくことが大事ということになるのでしょう。








2022年3月7日月曜日

高校入試数学対策

中3のAさんへの指導が終わりました。

Aさんには、主に『難化&新傾向問題ピックアップ』という教材を使って指導してきました。

この問題集は、あくまで対象を公立高校の過去問に絞っているものの、

非常にレベルの高い問題揃いです。

高校数学の整数や数列もちらほら登場しますが、何と言っても図形問題が目を引きます。

私自身、大いに勉強になりました。

ただ、実際の問題は最終的な答えへと誘導する小問があったのに、

これを省いているため難しくなりすぎて、

とても試験時間内には解けない問題になっているものがいくつかあります。

できれば、原典を載せてもらいたかったと思います。





2021年2月27日土曜日

音読の宿題

小学生の宿題として、国語の教科書の音読がよく課されます。

しかし、多くのお子さんはまじめに取り組んではいないのではないでしょうか。

学校から、音読を行なったことを保護者がチェックするシートが渡されたりするようですが、

子どもが自らチェックを入れたりしています。


小学生の学習法の本を見ると、国語に限らず、

すべての教科において音読が効果的であるとよく書いてあります。

ワークなどに取り組むのも悪くはないけれども、

その前にまず教科書をよく読みなさい、ということのようです。

これは中学生にも当てはまることでしょう。

特に英語については、昔から音読の必要性が強調されています。


音読は家庭で手軽にできる勉強法ですが、なかなか継続できません。

また、読めない漢字、英単語があると、保護者の方の手を借りなければなりません。

そこで、試しに、ある中学生に教科書の音読を宿題として課し、

その様子をボイスレコーダーに録音してきてもらうことにしました。

次の授業までにチェックして、読めない漢字、英単語は指導しようというわけです。