「中学生からの作文技術」という本を読んでいたら、次のような例文が出てきました。
「太く、よく育った、年輪のゆたかな竹。」
著者は、「太く」は連体形ではないから竹ではなく、「育った」の方を修飾しているから、
「年輪のゆたかな、よく育った、太い竹。」などと書き換えることはできない、と言います。
しかし、「太くて」とすれば明らかに竹の方の説明になります。
ここから「て」が落ちたもの(連用中止法というのでしょうか)とも考えられます。
結局、「太くて」から「ゆたかな」までが、
並列的に連体修飾語を作っているという解釈もあるようです。