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2023年12月27日水曜日

うれしい報告

小学6年生のAさんから、算数のCRTテストの点数が前回より20点以上良くなった、

と報告を受けました。

当初、苦手な小数の計算を何とかしたいという本人と親御さんの希望で指導を始めました。

確かに、小数点の付け方等、計算規則を間違えて覚えているところがあったようです。

しかし、その修正にはそれほど時間がかからず、

その後の学習分野は順調に進めていくことができました。

小学校の学習範囲はほぼ終わりましたので、

しばらく復習をした後は中学校の予習に入る予定です。







2023年12月14日木曜日

母の方が上です

高校2年生のA君には、数学の宿題として大学の入試問題をやってきてもらっています。

問題集によれば、標準レベルの入試問題ということです。

実は、この宿題、A君のお母さんも自ら取り組んでいて、A君は私のところで解説を聞いた後、

今度はお母さんに解説してあげるのだそうです。

何かの本にも書かれていた、非常に効果的な勉強方法だと思います。

ただ、普通はせいぜい中学生までしか親御さんは付き合えないでしょう。

高校生では、英語の勉強を手伝ってあげているという話はたまに聞きますが。

しかも、お母さんの方が答えが合っていることが多いのだそうです。

A君も数学は得意な方なので、これにはびっくりです。















2023年12月5日火曜日

正負の数の難所

中学生になって数学で最初に勉強するのが「正負の数」、その中でも足し算と引き算です。

本当に基礎中の基礎ですが、高校入試でも時々出題されます。

ところが3年生のこの時期になっても、このあたりの問題を間違えてしまう生徒がいます。

どうやら、カッコ付きの加減なら大丈夫なものの、一部だけカッコが残っていたり、

完全にカッコがなくなった問題で躓くようです。

確かに、このカッコのない計算への移行は、本当はそれほど簡単ではないのかもしれません。

教科書の説明をよく読んで、そのメカニズムを習得することが必要でしょう。
















2023年11月4日土曜日

半年が過ぎて(続き)

不登校になるのは、もちろん成績不振だけが原因ではありません。

他の生徒との間の人間関係がうまくいかなかったり、

担任の先生との相性が悪かったりということがきっかけになることもあります。

また、勉強のために夜更かしをし過ぎて、学校に間に合うよう起きられなくなってしまった、

という話も聞いたこともあります。


不登校が続いて高校を中退し、通信制の高校へ移った場合、

高校卒業後の進路はどうなるでしょう。

県内のある私立高校の教材を見たことがありますが、内容は非常に簡単なものでした。

教科書も一番易しいものが使われています。

在籍する生徒の多くの学力を考えれば無理もないことでしょう。

授業も週1回程度なので、意欲のある生徒でも、

このカリキュラムに従って学習を進めているだけでは、大学進学は難しいでしょう。

ところが進学実績を見ると、いわゆる難関大に合格している生徒も何人かいるようです。

これは、その高校に籍は置きつつも、生徒本人が独自に勉強を進めていった結果だと思います。

実際、通信制高校の学習室に毎日通って、独学で英検や数検の一級を取り、

中国語の勉強や数学オリンピック等の問題に1日10時間取り組んでいる、

という高校1年生についての記事を読んだことがあります。

この生徒の場合、むしろ全日制の高校では制約が多すぎて、

思う存分力を伸ばせなかったのではないでしょうか。

そういったやる気のある生徒には、

映像授業で勉強できるというN高S高なども選択肢に入ってくるかもしれません。







2023年10月15日日曜日

ある書き込み

ある掲示板で下のような書き込みを見つけました。

大手の塾講師(と思われる方)の書き込みです。

・合格実績と言っても、頭がいい子が勝手に合格してくるのが実態。

・できない子を引き上げられないから、できない奴はお荷物でしかないというのが本音。

・できる子は自分でやるから、指導者の力量がどうこうじゃない。

・合格実績も塾の実力じゃなくて、成績がいい子が自分の力で合格してるわけ。


多くの生徒を抱える塾・予備校では、当然、有名校に合格する生徒も多く、

学校側はそれを宣伝材料とします。

中には、特待生の授業料を無料にして、優秀な生徒を誘い入れるところもあります。

(同様のことをしている私立高校もあります。)

また、ある高校生が東大などに合格すると、出身高校はもちろんのこと、

本人が利用していれば、塾や予備校、

そして、通信添削の会社などがこぞって自社の実績として宣伝に使います。

(昔、自分の教えた小学生が後に有名大学に多数合格したということで、

自分の教育方法の成果だと主張している小学校の先生もいました。)


上の書き込みを書かれたのは、正直な方なのでしょう。






2023年10月1日日曜日

半年が過ぎて

高校入学後半年が過ぎ、2回目の期末試験も終わったこの時期になると、

成績不振で不登校になっている宮高生がいるという噂を耳にすることがあります。

そもそも、入試で200点そこそこしか取れていなかった生徒にとって、

授業についていくのは並大抵のことではありません。

本人は入学してから頑張れば何とかなるだろうと考えているのでしょうが、

高校の勉強の難しさは、入ってみるまで分からないものです。

それでも、部活に打ち込んでいる生徒には救いがあります。

昔から、赤点を何個も取ってもそれほど気にせずに、

部活で活躍することに生きがいを見出している生徒はたくさんいました。


成績不振の学生は、しばらく不登校が続いた後、多くは退学ということになるようです。

その後は通信制高校等へ移ることになるのでしょう。

最近はこういう生徒の受け皿になるようなところはたくさんあります。

それでもやはり、受験前に志望校の選択を慎重に行なってもらいたいものです。






2023年9月4日月曜日

質問

期末試験が間近に迫った、高2のAさんからメールで質問が届きました。

数学の問題集の解答に納得できないところがあるということです。

数学の参考書や問題集を使って1人で勉強していると、こういうことが少なからずあります。

限られたスペースで解答や解説が記述されているため、

どうしても割愛せざるをえないところがあるからです。

こんなときは必ず書きとどめておいて、誰かに聞いて疑問点を解消しておくべきです。

私は常時質問を受け付けていますが、中にはこんな生徒もいました。












2023年4月3日月曜日

2023年宮古高校合格最低点など

今年の入試では、宮古高校の受験者は全員合格しました。

一番低い点数は何点だったのでしょう。200点ちょっとで入ったという話は聞きました。

志願者数が定員を大きく割り込んでいますから、

高校側としてはよほど悪い点数でなければ不合格者は出しにくいのでしょう。

一方、高倍率となった宮古商工の情報ビジネス科は、当然ながら不合格者が出ました。

「調査書」の点数にもよるのでしょうが、250点近く取っても、

情報ビジネス科から流通ビジネス科の方に回された生徒もいたそうです。

今年は、明らかに宮古商工の情報ビジネス科の方が宮高より入りにくかったと言えるでしょう。