高校入学後半年が過ぎ、2回目の期末試験も終わったこの時期になると、
成績不振で不登校になっている宮高生がいるという噂を耳にすることがあります。
そもそも、入試で200点そこそこしか取れていなかった生徒にとって、
授業についていくのは並大抵のことではありません。
本人は入学してから頑張れば何とかなるだろうと考えているのでしょうが、
高校の勉強の難しさは、入ってみるまで分からないものです。
それでも、部活に打ち込んでいる生徒には救いがあります。
昔から、赤点を何個も取ってもそれほど気にせずに、
部活で活躍することに生きがいを見出している生徒はたくさんいました。
成績不振の学生は、しばらく不登校が続いた後、多くは退学ということになるようです。
その後は通信制高校等へ移ることになるのでしょう。
最近はこういう生徒の受け皿になるようなところはたくさんあります。
それでもやはり、受験前に志望校の選択を慎重に行なってもらいたいものです。