中学生の保護者の方に、「試験が近いのに家ではさっぱり勉強しない。どうしたらいいか。」
と相談を受けました。
試験まで間がないので、学校で配られているワークをやるよう提案したところ、
「やるにはやっているが、ただ答えを見て〇×を付け、正解を書き込んでいるだけなので、
さっぱり身に付いていない。」とのことです。
確かに、そういったやり方では効果が薄いでしょう。
わからないところや間違ったところは教科書を見直しさせるように、とアドバイスしましたが、
今や「置き勉」で、そもそも教科書は持って帰らない生徒が多いようです。
これでは満足に家庭学習などできないでしょう。
将来的には、タブレットにすべての教科書を取り込むことになっているようですが、
差しあたって、もう1冊ずつ教科書を用意するしかないのではないでしょうか。
5教科で3,500円ぐらいしますし、ネットで注文すれば送料もかかりますが、
参考書や問題集をあれこれ買うよりは安上がりでしょう。
ほとんどの「中学生の勉強法」には、「教科書の音読が大事」と書いてあります。