ある中学3年生に国語のみの指導を依頼されていたこともあり、
最近、現代文の読解問題についていろいろ本を読んだり、ネットで調べたりしてみました。
現代文の問題については、解答が公表されていない場合、
参考書によって正解が違っていることが時々あります。
記述式の問題で、表現の仕方が異なるといったレベルではなく、
内容が正反対のことさえあります。
また、大学入試の選択問題についても、定評のある出版社の本の解答と、
有名な予備校講師の解答が違っていることもあるそうです。
さらに小説などでは、問題文にされた文章の作者自身がその問題に挑戦して、
正解を出せなかったというような話も時々耳にします。
これについて、教育社会学を学んでいるというある大学院生の方が書いた記事には、
国語の試験問題は解釈が一通りにしか決まらない問題しか出さないので、
作者が間違ったとすれば、それは出題文以外の情報や、持っている知識を前提にしたり、
あるいは「解いている自分の気持ち」で答えているからだと書かれていました。
そうなると、読んだことがあるからといって有利になるとは限りません。
出題者が切り取った部分だけから問題に答えなければならないからです。
先入観から、間違った解釈をすることもあり得ます。
奥が深い話題です。