A「某デパートで、綱が切れたためにエレベーターが地階までまっしぐらに落ちる
という事故が起こりました。しかし、怪我人が一人もいませんでした。
これはどうしたわけでしょう。」
B「わかりません。」
A「そのエレベーターにはだれも乗っていなかったのです。」
同じ問題に今度は、
C「そのエレベーターには人が乗っていたのでしょうね。」
A「満員でした。」
C「そんなことはありえないでしょう。」
A「乗っていた人はみんな死んでしまったので、怪我人は一人もいませんでした。」
『私の数学勉強法』というかなり古い本の中に出てくるクイズです。
このような、一見くだらない問題を出して著者が言いたいのは、
数学の勉強には(と言っても大学以上を念頭に置いているようですが)
常に定義を確認しつつ、一歩一歩進んでいくことが大切だ、ということらしいのです。
つまり、Cさんよりさらに慎重になって、「怪我人の定義は何ですか。」
ぐらいのことは聞いてみる必要があるということです。
やっかいですね。