例の印象的な伊藤忠商事のCMを見て、
商社マンの仕事に憧れる中高生もいるのではないでしょうか。
その伊藤忠商事の社員として活躍された方が書いた、
『ビジネスマンの英語勉強法』という本を読んでみました。
英語の運用能力の中で著者が最重要視されているのは、意外にも、英文の読解力です。
英語の4つの能力については、reading > listening > writing > speaking
という不等式が成り立つので、readingの力を高めることが英語の総合力上昇につながる
ということです。
そして、その最終目標を新聞や『タイム』などの雑誌を読みこなせるようになること
に置いています。
これらを読むことで、ビジネスに必要な情報が得られるからです。
一方で、学校教育等におけるオーラル・イングリッシュ重視の流れは、
「会話ごっこ」として手厳しく批判されています。
読解力を高めるためには何をすべきかというと、文法をしっかり身に付け、
単語を覚えるという普通の答えですが、
後半の方で書かれている、新聞等を読みこなすための背景知識はなかなかためになります。
本の中で一か所、引用されている英文に納得できない部分がありました。
P.170の USA Today(2013年5月23日)の記事です。
"It also brought back memories of a similar comment made that Zoeller made
during the 1997 Masters, when Woods was romping to victory. "
上の文の中の comment の後の made の働きがどうしてもわかりません。
インターネットで調べてみると、この新聞記事自体が出てきました。
やはり、誤植のようです。ネットの威力を再認識しました。