小学6年生のA君とBさんは、算数で分数でわる計算のところを勉強しています。
計算自体は二人ともよくできますが、応用問題となると怪しくなってきます。
「ホース1mの重さは何㎏ですか」という問題です。
1.2mの重さが4㎏のホースがあります。
これは、ほとんどのお子さんが解けるでしょう。
2.2mの重さが3㎏のホースがあります。
これも大丈夫でしょう。
3.4mの重さが2㎏のホースがあります。
間違える人が出てきます。2÷4には抵抗があり、4÷2にしたくなります。
4.2mの重さが2/7㎏のホースがあります。
かろうじて何とかなるでしょう。2で割るというのはイメージしやすいものです。
5.9/8mの重さが2/7㎏のホースがあります。
こうなるとお手上げというお子さんも多いでしょう。
どちらをどちらで割ったらいいかわからなくなり、しまいにはかけ算にしてしまいます。
私自身、2/7を9/8で割ると1mあたりの重さが得られるというのは、
ちょっとイメージできません。
まず、2/7㎏を9で割って、それを8倍すると1m分になる・・・?