「「生徒の頭の中に入る」なんて、頭が変になったかなんて思わないでくださいね。
生徒が本文をどう読み取り、どの部分が理解できなかったか。
問いではどのように考えてその答えを導き出し、
どこを見落としているか等々を見ぬいていくことが求められるのです。
簡単にいうと生徒がどこでつまずいているかを知るということですね。
問いはその作業をするための材料でしかありません。
それが国語講師の役割なのです。
もしご自宅でお子さんの国語の勉強を見てあげている親御さんがいたら、
問いができたかできなかったかというようなところにだわるのではなく、
この子は本文のどこが読めていないのか、
どうしてそこが読みとれなかったのかなどといったことにぜひ注意してみてください。」
これは国語の現代文に限った話ではありませんね。
私も常々同じように心掛けているつもりです。